マンモグラフィーでおっぱいは潰れます。潰さなければ、検査できません。
検査の後は元に戻りますから、潰れたままになることはありません。しかし、潰されている時の痛みはかなりのものです。
女性だったら、あのような検査方法は考えつかなかっただろうと言われているほどで、なんの麻酔もなしにおこなうことが、不思議なほどの痛みです。
初めてマンモグラフィー検査を受ける場合は、あまりのことに、信じがたい気持ちになることでしょう。女性からしたら、信じがたいような検査方法です。

しかもマンモグラフィー検診は、万全でもありません。
マンモグラフィー検診が普及する前の従来の触診だけの頃よりは、かなり発見率が高くなっていますが、マンモグラフィー検査単独では、1割ほどの見逃しがあるとされます。
また、乳腺の発達している二十代から三十代の女性には、あまり有効ではないとも言われています。
まだ検診の有効性については、データがとられている最中ですが、四十代女性に有効かどうかの議論も依然続いている状況です。

マンモグラフィー検査でおっぱいが潰れている時間というのは、ごくわずかですが、一瞬というわけでもありません。
初めて受ける人は、知らずにそうした強い痛みに見舞われるわけですから、再び受けようという気にならないのも、無理はないと言えそうです。
ただ、乳腺が潰れるという心配は一切ありません。
その後の授乳に影響することはありませんので、必要がある場合は積極的に検診を受けるに越したことはないでしょう。触診だけの検診よりも、発見率が向上していることは明らかです。

乳がんは、加齢とともに罹患率が高くなります。
二十代や三十代では、乳腺がまだ発達しているため、マンモグラフィーよりも超音波検査が向いているとされます。
しかし、検診での触診で、要精検となった場合は、若くてもマンモグラフィーを勧められることがあり、その場合は、乳腺は潰れませんので、我慢して受けるのが無難です。

お風呂で毎日セルフ乳がんチェックを!

乳がんは早期発見が大事です。マンモグラフィーのような検査を我慢して受けるのも、早期発見のためです。
しかし、マンモグラフィーよりも先に、おっぱいのセルフチェックで乳がんを発見できる可能性もかなりあります。
乳がんは、外からでも見分けがつくがんです。毎日お風呂でバストを手で触って乳がんチェックを行うと、早期発見できる可能性が高まります。

毎日おっぱいを自分の手で触ってセルフチェックしていると、おっぱいの異常に気づきやすくなります。
固い部分があっても、それが乳腺なのか乳がんのしこりなのかは、専門家でも判断が難しいものです。
そのため、触診で要精検となって、マンモグラフィー検査をした結果、乳腺炎だったということもあるわけです。
自分で連日セルフチェックしていれば、ずっとその場所にある乳腺なのか、新たにできた異物なのか、というのが区別できるようになります。

お風呂に入ったときに、必ず手でバストチェックをする習慣をつけておくと、変化に気づける可能性が高まります。
特に肉親に乳がん罹患者がいる場合は、お風呂で入念にバストのセルフチェックをすることが望ましいでしょう。
お風呂場の鏡を見ながら、手を上げ下げして、バストのひきつれ具合なども見るようにしましょう。
バストのセルフチェックの方法は、医療機関の発行するパンフレットにも書いてありますし、インターネットでも簡単に検索できます。
方法を一通り覚えたら、お風呂で毎日チェックし、異常を見つけたら、すぐ受診しましょう。

他のがんなら、自分で見つける手法はありませんが、乳がんは別です。
二十代から継続してセルフチェックを続けていれば、医者の触診よりも、異常を感知できる可能性があります。